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    天然男とバディちゃん (兎×虎×空)

    今日のヒーローTVは、ほぼスカイハイとバーナビーの
    2人にカメラのアングルが向けられていた。
    最近の2人の戦い方は、かなり恐い...。
    2人が連続で犯人に攻撃をたたみかけて、
    犯人が恐怖しあっという間に事件が解決してしまう。
    そして哀れな犯人は、今日も2人の餌食に...。

    ──スポーツジムにて。

    「なぁ...、最近仕事中のおまえら、何か恐くない?」
    ソファーでくつろぎながら、
    虎徹は睨みあっている(正確に言うとキースは笑っているが、
    バーナビーは不のオーラを出している)2人に話しかけた。
    それにいち早く反応した(虎徹の声にデレた)のは、
    バディのバーナビーだった。
    「嗚呼、僕は何て事をしていたんだろう...。
    虎徹さんことカワイルドタイガーさんを
    恐がらせていたなんて!!
    ですが、恐がっている貴方もかなりキュート、
    いや、最高です!!」
    「うん、俺そろそろマジでバニーちゃんを訴えようと思うよ」
    そう言われてもめげない
    (虎徹の言葉は全て愛の言葉に聞こえる)のが
    バーナビークオリティ。
    バーナビーはお構い無しに、
    虎徹への愛を唱えている(パンピーにとっては最早呪文)。
    そんなバーナビーをとりあえず適当に
    あしらっている虎徹は、先程からずっと虎徹を見て
    もじもじとしているキースに声をかけた。
    「いや、大した事はない...」
    一度言葉を切って、キースは虎徹から視線をそらした。
    そして少し考えた後、
    何か凄くいい事でも思い付いたかのように
    指を鳴らして再び言葉を続けた。
    「あまりにも君が恐いと言った顔が可愛かったから、
    ついみとれてしまっていたんだ(笑)!!」
    キースがそれを恥ずかしみもなく言い終わった後、
    バーナビーは瞳孔が開き、
    虎徹は顔を真っ赤にして視線をそらした。
    流石は天然男と言ったところだろうか。
    さっき自分が言った台詞は、ほぼ告白に近い。
    それに全く気づいていない。
    「スカイハイ先輩...、
    貴方は何をさらりと言っているんですか。
    ほんとに潰しますよ...?」
    「え?だって彼は可愛いだろう?そしてキュートだ」
    「そんな事は分かってます!!」
    バーナビーの怒りの理由が理解出来ない天然男。
    虎徹は真っ赤になった顔を隠しながら、溜め息を吐いた。
    「お前、ほんと、恥ぃ...」
    真っ赤になった顔でキースを見上げる虎徹に
    バーナビーは、虎徹に大量の吐血と愛を、
    キースにハンドレットパワーの無駄遣いを与えた。

     ※書こうと思えば書けるもんですね。
       兎×虎×空...(笑)。

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    懺悔の紅色 (3×5)

    彼奴と初めてであったのは、
    俺が三仏神の命をうけて八戒を探していた時だった。
    正確には、八戒ではなく、猪悟能と言う名だったが。
    町で、ある男が猪悟能をかくまっていると話を聞いて、
    俺は町外れにある小さな家を訪れた。
    戸を叩くと、
    中から聞こえたのはかなり気の抜けた声だった。
    暫くして戸が開いた時に出てきたのは、
    長い髪の...。
    「...?、あんた男か?」
    つい心の声が出てしまった。
    「俺が女に見えてんなら、いい眼科紹介するぜ?」
    長い髪の、男だった。
    暗闇であまり分からないが、紅色の髪だ。
    この髪の色は...。
    「...んで、何のよう?」
    「あぁ、夜分遅くにすまない。人を探している」
    そう言うと目の前の男は一瞬目を見開いたが、
    何も知らないと言う素振りを見せた。
    嘘が苦手のタイプらしい。
    「嘘をつくといい目にはあわん。
    罪人を匿えば、同罪になる」
    「んなこと言っても、知らねぇもんは知らねぇの。
    つーか、何で坊さんが罪人探してんのよ?」
    らちがないので俺は男の家のドアノブを握った。
    その時、男は条件反射なのか知らないが、
    俺が手を捻る前にそれを阻止した。
    「ふほーしんにゅう」
    「まだ入ってはいない」
    かなり近くに顔がある。
    このまま口を割らないようだったら、
    このまま犯してしまおうかと考えたが、
    流石に止めといた。
    猪悟能を何故匿っているかは知らないが、
    俺を真っ直ぐ見つめる紅色の瞳は
    こんなにも外が真っ暗なのに、
    月の光ひとつで美しく輝いていた。

    ──トラワレル。

    その考えを振り払うように、
    俺は銃を取り出し、一発ドアにぶちこんだ。
    俺と悟浄の出会いは、
    かなり最悪だったことを覚えている。

     ※出会いばかっりですみません。
       現在は違うのも書いています。

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