どうやら虎徹さんも、
かなり僕の事を好きでいてくれているらしく、
最近よく甘えてくるようになった(しかも可愛く)。
少し前、一見堅そうな虎徹さんの髪の毛を
触らせてもらった時にどうやら目覚めたようだ。
触り心地はかなり柔らかく、
さらさらでいつのまにか僕は虎徹さんの頭を
撫でているかのような動きをしていたようで、
どうやらそれがかなり気に入ったらしい。
普通なら、30代のおじさんの頭を撫でるなんて、嫌だ。
だが虎徹さんが相手だと、むしろ撫でくりまわしたい...!!
やはり、虎徹さんからは何か
不思議なオーラが出ているのではないかと思う。
まぁ、普通に可愛いからどうでもいいが。
...で、実は現在も僕の膝の上には虎徹さんの頭があり、
僕の手は虎徹さんの頭を撫でている。
しかも、ほぼ無意識に。
──まさに至福の時!!
「ん、ばにぃ~♪」
──あぁ、襲いたいっ!!
僕がわざと手を止めると、
虎徹さんは頬を膨らませ、僕を睨む。
...が、それがたまらない!!
「何ですか?」
「まだ、してよ」
「もう十分でしょう...?」
「やだっ、もっとして!!」
ここの会話の部分のみ聞いた人は、
かなり誤解するだろう。
あながち、間違いではないが。
それに、こういう台詞は
本当にしている時に言って欲しい。
まだとか、もっととか、アノ時に言ってくれたら、
僕は何度でもエッナズウィするのに。
「ばにぃ、ねぇ、してよ...」
「はぁ...、分かりました(笑)」
しかし、ほんとに嬉しい。
こうして僕の好きな彼が、僕に甘えてきて、
気を許してくれているのは悪くない...。
...にしても、
「やっぱり、改名しませんか?」
「何に?」
「カワイルドタイガーに(笑)」
「絶対嫌かな。」
※あ~ぁ、やっちゃいましたよ。
私の家のバニーちゃんは、別に
髪の毛フェチではありませんよ!?
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